どうも。フルタ(@PhotoFuruta)です。
そろそろ冬も終わり、春が近づいてきましたね。
僕のブログは、開設直後から更新が滞り、まさに「冬の時代」だったわけですが、春の訪れとともに、少しづつ更新して行きたいと思います。
(また冬に逆戻りしないようにしたい!)
それでは、今日は少し前に購入したレンズについて書きます。
お時間ある人は是非読んでもらえると嬉しいです。
(時間ない人は、時間を作って「お時間ある人」の仲間入りして読んでください。)
マニュアルフォーカスレンズを選んだ経緯
僕はNikonD750を使っていた1年前から、なんとなくマニュアルフォーカスレンズ(以下、「MF」。ちなみに僕のイニシャルもMF。今関係ないか!)に対して憧れの気持ちがありました。
その憧れがどこからきたのかはよく覚えていませんが、当時購入を検討していた「Carl Zeiss」とか「Voigtlander」って名前の響きがかっこいい!という理由と、なんとなくMFは玄人っぽい、という理由は確実に大きかったと思います(ミーハーなんで)。
ただ、そうは言っても僕もまあまあいい大人ですよ。
基本的に、動き回る子供を撮ったり、静止してはいない妻をこっそり撮ったりするのが好きなので、僕の目的にMFは厳しい、オートフォーカス(以下「AF」。ちなみに妹のイニシャルもAF。今関係ないか!)の方がいい、ということは分かっていました。
そのため、駄々をこねることなく、大人の決断(買わない)をしていました。
しかし昨年末、NikonD750からSONYα7iiiに乗り換えたことで、アダプターを介してそれまでお気に入りだったNikonFマウントレンズをMFで使う機会ができました。
ミラーレスならではのピーキングやピント位置拡大機能により、MFでもやってやれないことはないな~、ということがわかり、「第二次MFレンズ欲しい欲しい期」に突入することになりました。
また、ちょうどその頃、カメラ熱再燃のため、カメラブログを読み漁っていたのですが、ブロガーの皆さんが鬼のように、それこそ「日本経済ちょいと動かしちゃいまっせ~♫」てな勢いでレンズやカメラをポンポン買い漁っている姿を目の当たりにし、5万円、10万円くらいで購入を躊躇している自分はなんて小さいんだ、と錯覚(?)し、とりあえず欲しいレンズがあれば買ってしまおう、と変な決意をするに至りました。
Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Asphericalを選んだ経緯と理由
MFレンズほしいな~と思いながら、先日、初めてフォトウォークに参加してきました。

そこで出会ったぬこさん(@Omoidegraphy)に、「α7シリーズ使って、すごくいい写真を撮っている人がいるよ。」、とm_maruさん(@m_maru1974)のブログを紹介していただき、そこで、Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Asphericalで撮られた写真に出会いました。
(m_maruさん、HP貼らせていただきます。もし問題があれば仰ってください。)
僕の乏しい表現力ではなんと言って良いかわからないのですが、m_maruさんが撮られている写真は、とにかく、「いい!すごい!こんな写真が撮れるようになりたい!目標としたい!」といったもので、そのなかでもよく出てくるVoigtlander NOKTON 40mm F1.2 Asphericalについては、僕も同じレンズで写真を撮りたい!と思うようになり、このレンズを意識し始めました。
とはいえ奥さん!!このレンズは普通にそこそこお高いのです(10~12万円くらい)!!
「フルタさんちのご主人、会社員じゃないからボーナスとかないんでしょ〜」なんて声も頭をよぎりますし、そもそも昨年末からすでにボディとレンズ3本を買っていることを考えると、当初は値段的に懐に優しいZMマウントのNOKTON classic 40mmF1.4や同シリーズの35mmF1.4も検討していました。
僕は優柔不断な方なので、一人では決めきれず、
どっちがいいかな~どうしようかな~、と何気につぶやいたところ、
なんとなんと、m_maruさん御自らNoktonやEマウント用レンズの有利な点(Eマウント版はMF時にピント面が自動で拡大されたり、ボディ内手ぶれ補正が効く)やレンズの感想を教えてくださりました!!
これは個人的にはかなりの衝撃!嬉しさ!!
本当に感謝感謝でした。(ツイッターナイス!でかしたぞ!)
m_maruさんと同じレンズを使ってお近付きになりたいという邪な考えに加え(冗談)、これから写真について考え、上達していきたいと考えていたため、写真を見返す際にEXIF情報もできれば欲しかったこと、さらにはf1.2という世界に触れられるチャンスは限られているので今を逃すともう機会はないかもしれない、といった理由から、Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical(Eマウント)を購入することに決めました。
と、こんな経緯で僕は「Eマウント用の」Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Asphericalを購入するに至りました。
ぬこさん、m_maruさん、アドバイスありがとうございました。
事務所デスクでの開封
さて、購入の決意が固まりましたので、さっそく新宿マップカメラで捕獲してきました。
品薄で新品の在庫がなかったため、中古での購入となりました(値段の差がほとんどないので新品欲しかったけど仕方ない泣)。
実は、この前の週にもレンズを1本、捕獲していましたがそれはまた別の話で。
購入したのはもちろんVoigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical(Eマウント)。
Voigtlanderの大口径MFレンズです。
残念ながらレンズについて詳しく語れる知識はないので、レンズの詳細はHPをご覧ください。
購入したのは土曜日だったんですが、その日は事務所でちょっと仕事をする予定でした。
そのため、同僚が周りにいないことを確認しつつ、事務所でニコニコ開封しました。
さて、ではいよいよです。写真をどうぞ。

といっても箱・・・。
蓋を少し開けてみると・・・

「… weil das Objektiv so gut ist」
なになに‥「‥なぜならレンズがとても良いから」って書いてありますね。ふむふむ。
(ごめんなさいHP見ました。ドイツ語読めない。正直ドイツ語かもわからない。)
そしていよいよお待ちかねのレンズがどーん!!


かっこえー!!(語彙力・・・)
そしてよくボケる!(別のレンズが笑)
絞りリングの数字にピントあわせたんだけど、隣の数字とかもうボケ始めてる。
レンズ開封しながらフルサイズセンサーと元々持ってた別のレンズのすごさに気づく・・・
さっきの写真だと小さくてわからないかもしれないのでトリミングしたのがこちら。

絞りリングの「2」とか「1.4」にピントあわせてるんだけど、「2.8」とかもうボケ始めてる。「4」なんてもう・・・
・・・この日は結局仕事にならず、試し撮りに向かいましたとさ。
試し撮り
レンズ名になっている「Nokton」。
「Nokt-」は夜を意味するらしく、そのため、「Nokton」は夜でも撮影が可能なF値の小さい大口径レンズにつけられている名称のようです。
ということで、
僕「聞きましたよ〜Noktonさん。夜、得意なんでしょ〜!」
Nokton「いえいえ、それほどでも〜〜」
と、小ボケをかましつつ、仕事後に「夜」の公園で試し撮りしてきました。
寒くてあまり枚数撮っていないので、撮影した写真、ほぼ全て大放出です!

まずはf1.2で。
21時過ぎでかなり暗かったんだけど、手持ちで問題なくいけますね。

先ほどと同じところから今度はf4で。
このレンズ、少し絞ると目に見えて光芒が出てくる。
僕は結構好きな感じ。

枝と月。f1.2。
少し奥の枝にピントを合わせたので、暗い中でも意図通りにピント合わせられてよかった。

今度はf5で光芒出してみた。
この時も枝にピント合わせたんだけど、その場では枝ほとんど見えなかったんだよね。
さらに、この枝の左上あたり、釣り糸が絡まっていて、それまで写してるのがすごい。
そこをトリミングしたのが次の写真。

釣り糸見えるかな〜。

ベンチ。f1.2。

ベンチと光芒。f5.6。

なんか枝垂れてるやつ。

木の幹と玉ボケ。

なんか枝垂れてるやつ。

まだ打たれてない「出る杭」。

雰囲気あるライトと門。
感想
Noktonいい!!
F1.2やばい!!
MFレンズのフォーカスリング気持ちよすぎる!!
と、語彙力ないながら自分の中で騒いでおります。
また、このレンズは少し広角気味の標準域なので、これまで50mmでは少し狭いな、と感じていた僕としては、きっと合ってる焦点距離だと信じてます。
しばらくこのレンズを使っていろいろと撮っていきたいと思います。
以上、なかなかまとまりがなく、助長な文になってしまいましたが、「レビュー記事」ではなく、「日記」ということで、ご勘弁を笑。
では。また読みにきてくれたら嬉しいです。
コメント
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